自衛隊員の退官制度について調べてみました。

みなさんこんにちは。オーダーメイド退職祝い“栄光のあゆみ”管理人です。

今日は、オーダーメイド退職祝い“栄光のあゆみ”を、よくお申込みいただいている自衛隊の退官制度について調べてみました。

まずその前に、先日の台風19号で甚大な被害を受けた方に心からお見舞い申し上げます。また災害派遣に携わっている自衛隊員、警察官、消防官、自治体職員、すべてのボランティアの方に敬意を表します。2次被害などに合われないようお祈り申し上げます。

さて、本題の自衛隊の退官制度についてですが、まずは皆さん現時点で自衛隊員は全国に何人いると思いますか?

正解は約22万5千人です。内訳は陸上自衛隊員が約13万5千人、海上自衛隊員が約4万2千人、航空自衛隊員が約4万2千人、そのほか統合幕僚監部等が約4千人となっています。

参照

防衛省・自衛隊の人員構成

防衛省・自衛隊

他の主要な国別の兵士数(※推定)も見てみましょう。

  • アメリカ:約214万人
  • ロシア:約358万人
  • 中国:約269万人
  • インド:約346万人
  • フランス:約39万人
  • 韓国:約582万人
  • イギリス:約23万人
  • ドイツ:約21万人

やはりアメリカや中国などの大国は兵士数も多いですよね。

参照

世界の軍事力ランキング トップ25[2019年版]

BUSINESS INSIDER

日本の自衛隊員の退官制度の話に戻します。

現在約22万5千人いる現役の自衛官の中にも大きく分けて2タイプの自衛官がいます。一つは【非任期制自衛官】といって、定年まで働く自衛官です。現在その人数は約18万5千人。全体の約82%になります。

ただし自衛隊員は精強さを維持するため若年定年制を採用しています。若年定年制とは読んで字のごとく若くして定年退職を迎える制度ということです。階級で退職する年齢が決まっており、早い方では53歳、遅い方でも56歳に定年退職します。世間では65歳で定年を迎えていることを考えるととても早く感じますね。働き盛りの50代半ばで定年退職する自衛隊員はほとんどの方が民間会社へ再就職するようです。政府でも自衛官の再就職に関しては、かなり力を入れているようです。

もう一つが【任期制自衛官】といい、自衛隊に入隊してから陸上自衛隊は1年9か月。海上・航空自衛隊は2年9か月の任期で勤務します。任期を迎える前に引き続き自衛官として勤務するか、任期満了時点で退職するかを選択できます。こちらは現在約4万人いて全体の約18%になります。ほとんどの任期制自衛官は20代に退職して再就職するようです。任期自衛官の魅力はなんといっても仕事をしながら(給料をもらいながら)いろいろな資格が取れ、体力強化もできる点です。特に資格は、車両や重機など再就職にとても役立つ資格のため人気があります。

いかがでしょうか?現在日本の自衛隊はこのような退官制度を採用しています。また女性自衛官も着実に増えており現在の女性自衛官の人数は約1万4千人で全体の約6%を占めています。30年前は約3%だったそうです。ここでも少しずつではありますが女性活躍推進が進んでいるようです。

参照

平成29年度防衛白書

防衛省・自衛隊

今回の記事が、少しでもお客様のお役に立てればと思います。

それでは失礼します。

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